« ハワイに富士山! | Main | スターたちの素顔、驚き! »

September 28, 2004

ハワイから見る日本人

 この8月、9月に、2つのブランド店がワイキキの中心免税店 Galleria の真ん前にオープンした。
 エルメスとカルチェ。
 ともに世界のトップ・ブランドの一つ、日本人客で毎日大盛況だ。それを見ている限りはバブル期には及ばないまでも、かなり日本経済が回復しているのじゃないかと思わされる。
 だが待てよ、本当にそうなのか?
 現在ハワイに来ている日本人観光客の半数以上は、6万円から10万円の廉価のツアーパッケージで来ている。
 この二つの事実をみて考えられるのは、ツアーの代金を抑えて、残りの金でブランド商品を手に入れる、こんな図式だ。

 ブランド商品は健太もとんまの誕生日やクリスマスにプレゼントする。
 とんまも喜んではいるけど、ビトンにしろグッチにしろあまり使っているのを見たことがない。
 「そりゃ世界でトップクラスのデザイナーが作ったものだから、デザインも洗練されてるし品物もしっかりしてていいけど、自分の用途に合わせた使い方を考えたら、出番は少ないかもね」と言う。
 健太も同じような考え方かも知れない。
 ビトンの財布は少し高いけど「丈夫で長持ち」、気に入っている。しかし、別に他のものが欲しいと思ったことがない。いやむしろ、ブランド品でない優れた品物を探すことに快感をおぼえる。
 同じ代金を払っても、自分の個性や用途に合わせて身の回りを整えれば、きっと自身の創造性や未来の生活設計まで変わって来て、ひょっとして、将来の日本経済にも何らかの変化が見られるかもしれない。
 昔から言うよね、「風が吹けば桶屋が儲かる」って、、、、、??
 最近の若者たちの間には少しずつそうした風潮が見られるようになったかもしれない、がまだまだ「右へ習え!」的日本人が多いことは、こうしてワイキキで観光業に従事していても良く分かる。

 ワイキキも最近アメリカ本土からの観光客が増えている。
 アメリカの景気がいいこともあるけど、テロの脅威でヨーロッパに行きたいと思っている彼らも、「ハワイにでも行くか、、、、」とそのデステイネーションを変更せざるを得ないというのが、主な理由さ。
 しかし彼らで賑わうワイキキでは、ブランド商品はまるで売れない。
 何故売れないのか良く分からないけど、
 「アメリカ人にもブランド商品を見るセンスはある!」って事は確かだ。

|

« ハワイに富士山! | Main | スターたちの素顔、驚き! »

Comments

私も大学時代まではハワイ=カラカウア通りってくらいブランド物目当てでした。
でも、今じゃ殆ど残っていません。妹にあげたり質屋に売ったりしちゃいました。大学生まででブランド熱を使い果たしたみたいです(笑)

それに一つ流行るとみんな同じ物買うじゃないですか。
街で同じバッグを持った人と何度も出くわすのもイヤだなぁと
社会人になって思いはじめました。
妹の友人がハワイのフェラガモ勤務なのですが、やはりお客さんのほとんどが日本人だそうです。

「そりゃ世界でトップクラスのデザイナーが作ったものだから、デザインも洗練されてるし品物もしっかりしてていいけど、自分の用途に合わせた使い方を考えたら、出番は少ないかもね」というとんまさんの意見、私もそう思います。
そういう流行廃りも早いブランドバッグを良く使う人はじっくり考えれば結構限られたセレブだけのような気もします。

Posted by: さちえ | September 28, 2004 at 09:30 PM

さちえさん

 さすがさちえさん!
 物を創造する立場から考えると、ブランド品のつまんなさ、良く見えるよね。
 料理も全く同じでしょ?どこかに必ず自分のオリジナルが必ず入ってる!
 何時もさちえさんの料理興味を持って読ませてもらってるけど、色んな料理を作っていて、日本にはない素材があったりすると、さちえさんのアイデアが沸いてきて、そのアイデアが「ぐん」とその料理を引き立たせる。たまんないでしょ?それが完成したときの快感は!
 

Posted by: 健太 | September 28, 2004 at 09:49 PM

そうなんですよ!!
だって食べ物だって100%全員同じ味覚ってことはないですよねー。
だから色んなお店が、色んな味が出てくるわけじゃないですか。ブランドにいたっては、みんなが持ってる=かわいいという図式が成立しちゃってますよね。。。。

何だかこういう話健太さんと語りたくなりました(笑)
私達がハワイへ渡るまで待っててくださいね☆

Posted by: さちえ | September 29, 2004 at 12:55 AM

さちえさん

 きっと日本人って、まわりの目を気にしすぎるんだ。
 これには長い歴史があるからね。所詮村社会からぬけ出せないんのかも知れない。
 「あいつ、あんな服着てる!」「だせ~」「馬鹿みたい」「何やってんだあいつ」、、、
 こんな言葉がみんな怖いのさ。だから、そんな言葉に反発する勇気がない。
「いいじゃん、かっこ悪いのが俺なんだ」「わるかったね、俺はダサイのさ!」「あんたよりは利口だよ」「俺は好きなことやって生きるんだ」。
 アメリカ人は他人のことはめったに口出しません。
だって個性、個人の自由を無言で認めてるからさ。
 最近の日本の若者はだいぶ変わってきてはいても、どこかまだ「親離れができていない」。つまり口ではそれらしいことを言うけど、実行に移せない。
 奇抜な格好をすることが個性だと勘違いしてる。
 日本人はまだまだ20年は遅れてるね。アメリカ人の考え方だけが正しいとは思わないけど、いまの日本人がこのままじゃいけないってことだけは良く分かります。
 さちえさんとこんな話したら、きっと終わらないんじゃないでしょうか(笑)。

 おいしい料理、マサシさんに作って上げてください!

Posted by: 健太 | September 29, 2004 at 08:37 AM

ブランドものは数点持っていますが
欲しい物はがんばって買いますが国内です。
しかも大切に扱っていません(笑)
洋服もハワイで買った3㌦とか7㌦とかそんなのとか
近所の奥様たちから
少し違う人、と思われています。
でも、私と私の友人はそれが私だと思っています。
夫はガチガチの古典的日本亭主なんですが・・・・

やっぱ、ハワイ、好きだなあ。

Posted by: 照見 | September 30, 2004 at 04:58 PM

照見さん

 健太だってハワイに来なかったら、照見さんのご主人と同じ、「がちがちの古典的日本亭主」だったと思うな~
 ハワイは人の考え方まで変えてしまうね!
 あ~楽しい、お金はないけど毎日がとても楽しいで~す。

Posted by: 健太 | October 01, 2004 at 10:12 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48740/1550086

Listed below are links to weblogs that reference ハワイから見る日本人:

« ハワイに富士山! | Main | スターたちの素顔、驚き! »