日本から帰ってきて丁度1週間が経った。
でも時差ぼけは解消していない。年をとった証拠だね(笑)!
さて日本に行くと必ずいつも同じことを感じて帰って来る。
「日本人って、何でそんなに余裕がないんだろう、、、?」
都会では誰もが我先に物事を済まそうとする。
駅の構内では、階段を走って降りて来て今にも出発しそうな電車に飛び込む。
時にはドアが閉まるって言うのに無理やり乗り込むんだ。
別に次の電車に乗ったって大して変わりゃしないのに。
健太は良くそんな人たちに体当たりをされる。
「ドン」とぶつかってそのまま振り向きもせず、閉まりそうなドアをこじ開けて電車に乗り込んで行く。
他人にぶつかっておいて、「あっ、済みません!」「ごめんなさい!」の一言もない。へたをすれば健太が悪者だと言わんばかりに、睨みつけて行く奴もいる。
そりゃハワイの田舎者の健太、多少動きはゆったりとしてるかも知れない(笑)。特に今回は足が痛かったので早くは歩けなかったって事もあるけど、幾らなんだって彼らの態度は無礼千万!
江戸時代ならそのまま切り捨てられても文句は言えまい!
きっとこう言う人たち、自分では気がつかないうちにそれが自分の中にある種の「フラストレーション、プレッシャー」として鬱積して来ているに違いない。
ほんの一寸した事でも苛々するようになって来る。
つまりそれは取りも直さず、その人たちに「余裕がない」って事さ。
健太は電車に乗って人を観察するのが好きだ。
職業に貴賎はないけれど、職業によってその人たちの顔つきは変わってくる。
大工さんは大工さんらしい顔、商人は商人らしい顔、サラリーマンはサラリーマンらしい顔、社長さんは社長さんらしい顔をしてる。
でも日本人は大工さんも道路工夫も、一様に眉間に皺を寄せている人たちが多い。
誰もが構えていると言うか、どこかにプレッシャーを感じた表情をしてるんだ。
元来もっと「あっけらかん」とした表情をしてても良い人たちの筈なのに。
こうしてハワイから日本を見てみるといろんなことが見えてくる。
今彼等に必要なのは、「心の余裕」だと思う。
健太は今回CDを作るに当たって「癒し」をテーマにした。
日本人にもっと余裕を持って欲しいと思ったからさ。
既に沢山の方たちに今回の健太のCD「Trade Wind - Ano kumo no yhoni」を聞いて感想を頂いた。
その反応は様々だけど、健太のその目的「癒し」として受け止めてくれた人は半分くらいかも知れない。
じゃ「癒し」と受け止められなかった人たちはどういう人たちかと言うと、健太なりに解釈するとこう言う事になる。
始め健太が「小さな幸せ-A little happiness」「あの雲のように」「天国の風」
の詩を作詞家のサミュエル・ヤマさんから頂いた時、実は少し戸惑った。
「童謡、、、」、、?
ようするに健太も最初はこの詩を「癒し」と取れなかった一人だったといえる。
つまり「歌とは、、」「ポップスとは、、」「フォークソングとは、、」「ヒット曲とは、、」夫々こうあるべきだ、、、なんて勝手に自分で枠を作っていたのさ!
でも何回かその詩を読み返している内にふと我に返った!
「こ、これはひょっとしてすっかり計算して書かれた物、、、!!」
馬鹿な話さ、健太としたことが既成概念にすっかり振り回されてたんだ。
小学校の頃、詞を書いた時の事を思い浮かべてほしい。
真っ白なノートに書きたい言葉が子供なりに幾つかあったと思う。
それは一様に「青い空、ぽっかり浮かんだ白い雲、どこまでも深く青い海、七色虹の、、」など、それらは大人に取っては至って単純なものだけど、汚れない子供心を感動させた実にピュアーなものだったのさ。
つまり「現実のごちゃごちゃを全部取っ払って、頭の中をあの頃にもう一度戻してやる!」これが「癒し」じゃないか!
そう気がついたら、メロディーがあっという間に浮かんできたんだ。
だからオーバーな言い方をすれば健太の今回のCDは音楽と言うよりも、「音と言葉のサプリ」と思って欲しい。
そしてこれを聞く時は、今まで自分の好みの音楽とか理想の音楽なんかは全部忘れて欲しい。丁度ワイキキの浜辺で甲羅干しをしてるのと同じ感覚を持って聞いて欲しいんだ。
音楽として聞くと色々批判もしたくなる。
そういうマインドをもった時から、このCDは癒しでもなんでもないただの音になってしまう、、、。
今ブログ友の「小仙さん」の調子が悪いらしい。
多分ストレスからだ思うんだけど、健太のCDを送ろうと思ってる。
小仙さん、「音と言葉のサプリ」と思って聞いてくださいね(笑)!
来週とんまが日本に行きますのでその時もたせます!
早く元気になってください!
健太のCD聞いたら病気なんかぶっ飛んじゃうよ(笑)!
それでね、ブログ友の「秀蔵さん」と「naoさん」が健太のCD「Trade Wind - Ano kumo no yhoni」のために、mixiでコミュニティーを立ち上げてくれました。皆さんも是非参加してください!
「癒しの輪」広げようよ!
今日は久しぶりにシェラトンからダイアモンドヘッドを見ようと中庭を歩いてていたら素敵なウエディング・カップルを発見。早速パシャリ!
小倉さんご夫妻、末永くお幸せにね(笑)!
写真はシェラトンの中庭にて、幸せいっぱいの表情を見せて下さった小倉さんご夫妻です!

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